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Roland JDシリーズ : ミニ英和和英辞書
Roland JDシリーズ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

Roland JDシリーズ ( リダイレクト:ローランド・JDシリーズ ) : ウィキペディア日本語版
ローランド・JDシリーズ[ろーらんどじぇいでぃーしりーず]
JDシリーズは、ローランドが生産、販売しているシンセサイザー
一旦シリーズ終了となったが2015年JD-XA、JA-Xiの発売により復活した。
JD-800、990はPCM音源を搭載したデジタルシンセサイザーであり、
アナログシンセサイザーのノウハウを応用した音作りが可能な点をセールスポイントにしていた。
多彩かつ強力なエフェクター、フィルター類を搭載していることも特徴。
シリーズコンセプトは“デジタル技術でアナログ・シンセの良さを引き出す”である。
== シリーズ一覧 ==
;JD-800
:1991年発売。当時の価格は300,000円(税別)。パネルに並んだ多数のスライダーが印象的なシンセサイザー。アナログシンセサイザーと同じ感覚で音作りができるということで、人気を呼んだ。プリセットの53番のピアノの音は小室哲哉が好んで用いている。
:鍵盤:61鍵(ベロシティ、チャンネル・アフタータッチ・おもり付き)音源方式:PCM方式(108種類のウエーブ) サンプリング周波数:44.1kHz 最大同時発音数:24音 パート数:6(シンセ=5、スペシャル=1)エフェクト:シングル・モード:3バンドEQ、ディストーション、フェイザー、スペクトラム、エンハンサー、コーラス、ディレイ、リバーブ、ミックス・アウト・フィルター マルチ・モード:3バンドEQ、リバーブ、コーラス+リバーブ、ディレイ+リバーブ、ミックス・アウト・フィルター
;JD-990
:1993年発売。当時の価格は200,000円(税別)。大まかには上述のJD-800の音源モジュール版といえるが、いくつかの機能が追加・強化されている(後述)。本機は筐体がラック・マウント型であるにも関わらず、音作りを容易にするために、当時の他のラック・マウント型シンセのディスプレイに比べ大型でかつドットマトリクス・タイプのものが採用された。これにより、当時の従来機に比べ1画面内に表示される情報量が増えたため、各パラメータの主従関係の把握が容易になり、また、エンベロープやLFOの波形などが名称や値だけでなく図で示されるようにもなった。
:JD-990がJD-800から機能追加・強化された点は以下のとおりである。
::
* 内蔵ウェーブROMの容量を4MB(108種類)から6MB(195種類)に増量。
::
* それぞれのToneごとにパンポットの指定が可能に。
::
* マトリックス・モジュレーションが可能に。
::
* パラメータのモジュレーションについて、複数のSourceを用いて同一のDestinationをモジュレーションさせることが可能に。
::
* JVシリーズのSR-JV80シリーズのエキスパンジョン・ボードを利用可能に。搭載枚数は1枚。
:::(なお、Vintage Synthボード(SR−JV80-04)にはJD-990専用パッチが収録されており、最大限にその音色を堪能できる。)
::
* 同社JV-80のパッチをプリセットに追加。
::
* LFOの波形に、サイン波・台形波・カオス波の3つを追加。
::
* オシレータ・シンク機能を追加。
::
* FXM(Frequency Cross Modulation)機能を追加。
::
* アナログ・フィール機能を追加。
::
* ストラクチャー(各Tone同士の接続順の組み合わせ)を6タイプに増加(JD-800は1タイプのみ)。なお、このタイプの中には、リング・モジュレーション機能や-24dBフィルター機能(-12dBフィルターを2基直列に配列)がある。
::
* ポリフォニックでのポルタメントが可能に。
::
* エフェクトのディレイはMIDIクロックを用いた同期が可能に。
::
* パート数の増加(シンセ7(内スペシャル1)、リズム1)。
::
* 音声出力端子を合計8つに増加(Mixアウト(LR)、Directアウト(LR)×3)。
;JD-XA・JD-Xi
:2015年に約22年ぶりの新機種であるJD-XA、JD-Xiを発表、発売。これはローランドとしては約30年ぶりにアナログ回路を搭載したアナログ・シンセサイザーであると同時にローランド最新鋭のデジタル音源であるSuperNATURAL音源も搭載したデジタルシンセでもある。これをローランドは"クロスオーバー"と表現している。
:旧JDシリーズはアナログ的ではあったがあくまでデジタル音源を搭載したデジタルシンセであったのに対しXA、Xiはともにアナログ音源を搭載したアナログシンセである。しかしながらコンセプト面でJD的ということでJDシリーズにしたと開発陣は述べている。
:またXA、Xiは上位・下位といった関係ではなく設計やターゲットまで2つは全く別物であるとも説明している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ローランド・JDシリーズ」の詳細全文を読む




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